結果報告(11月1日)

 映画の日の観たのは、この2本。 話題の「沈まぬ太陽」。主演の渡辺謙は昔からのファン。ハリウッド進出後もそれなりによいキャリアを積んでいる俳優さんだとは思いますが、本作に関してはちょっと疑問。世間の評判ほど良い作品とは思えず。何が悪いかといえば映画的に悪い部分と原作的に悪い部分が混在している。(細かい部分についてはたくさん言いたいことがある。さすが「ホワイトアウト」の監督ということか。)
 主人公恩地(渡辺謙)はさしずめハードな「釣りバカ日誌」のハマちゃんというところか。それにしても、3時間超のダラダラと長い編集がオールスターキャスト故の弊害というのが情けない。とりあえずこんなもんにしておきます。
 「マイケル・ジャクソン This Is It」は本当に「マイケル最高!!」な仕上がり。ドキュメンタリー映画としても、ワイズマン(大好物)的なミニマリズム。それにしてもこの映画が最高な仕上がりなのは、マイケルのパフォーマンスのスゴさとそれを影に日向に支えるケニー・オルテガの「よい人」ぶりに尽きる。当初作られる予定が無かったこの映画をこんなに「愛」ある作品に仕上げたオルテガに感謝。(あんたいい人だ!)