結果報告(2月1日)

 昨日に続いて映画。(「映画の日」でもあるし。)

 「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」と「007/慰めの報酬」は確認のための2回目。世間的に評判の悪い中盤のグダグダがたまらない「ヘルボーイ」。ゴールデンアーミーはこれに似ている。↓

1/144 モビルカプル (∀ガンダム)

1/144 モビルカプル (∀ガンダム)

(世代的な印象です。)
 2度目でも「惜しい」という感想しか無い「007」。アクションの画が近すぎて「トランスフォーマー」みたいになっている。
 名作「羅生門」を初めて観る。(ビデオでも未見。)90分と短い映画ながら濃密な内容。大仰な芝居、若干ゆっくりとしたテンポなど時代を感じさせる面があるものの面白い。若い頃の三船敏郎の美しさ(半裸の格好が艶かしい)はちょっと他には無い感じ。「人間」に対する深い洞察をサラッと単純に描いているのがいい。
 最後は(この日観た映画としては最初)ショーン・エリスの新作「ブロークン」。サスペンス系ということで情報を絞った上での鑑賞。(名古屋ではやっと上映)
 いやぁ、ホントのいいよこれ。今の時代の真剣にこんなネタを映画にしているショーン・エリスはスゴい。(資本的にはフランスだけど)サスペンスではなくスリラーとして観るのが正解なのだが、入り方を間違えるとオチで「エェ−」ということになる。
 スタイリッシュな映像とダークで陰鬱な音楽。薄暗い画面を効果的な利用した演出は何を撮りたいかが明確な証拠。また作中にわかりやすく提示されるオマージュもセンス良し。(宇多田の元旦那はエリスの爪の垢を煎じて飲むべし。)
 公開が終わっている地域がほとんどだと思うのですが、以下に紹介する作品や監督が好きな人は必ず見るべき1本。
ゼイリブ [DVD]

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