予告で気になったこと

 感想も書かずに軽めの日記。週末はNINとAFXを観るために大阪SUMMER SONICへ。
 2日は名古屋の109シネマズで「サマーウォーズ」を観たんですが、そこでついに観ることができたのが、スパイク・ジョーンズの新作「かいじゅうたちのいるところ」。
 なにやら制作段階の問題でお蔵入りになりかけたらしいのだが(映画秘宝で記事を読みました。)、短い予告でもわかる何とも言えない、ふんわりとした、それでいてちょっとビター。それでも最後は多幸感という何とも言えない感覚。
 ジム・ヘンソンのスタジオがやった仕事なのか「かいじゅたち」の造形、やわらかな存在感がよい。子役との絶妙な大きさの対比といった細部もよく考えられていて、アメリカのどこかに本当にありそうな異世界が小気味よい編集で綴られていく。裏で流れている音楽もしみじみ系のロックで素敵。(誰のなんて曲?)
 本当ことをいうと、スパイク・ジョーンズの演出力については、ちょっと疑問符がつくんですが、ミッシェル・ゴンドリーとも違った懐かしくも、シャープな映像が良かった。本当に本編を観るのが楽しみ。(予告のラストカットが最高!!。)
 ということで、公開までまだ時間があるので劇場で観る機会もあるとは思うので、観に行った映画が始まる前はトイレ言ったり、ツマミを買いに行く暇があったら、しっかりと席に腰掛けて、ぜひ映画館でご覧いただきたい、以上。
(そうでもない方は下のリンクから観れます。)
かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ